そのままでOK！結婚祝いのお礼メール書き方例文集＆マナー

結婚祝いをいただいた時に、お礼のメールを贈ったことがありますか？ あとでお返しをするにしても、先にご挨拶はしておきたいものです。 但し、メールを贈る相手によっても、文面や件名、タイミングも違ってきます。 また、短すぎるメールも失礼のようですが、長々とした文面もメールではふさわしくないように思えます。 ここでは、結婚祝いを貰った方へお礼のメールを贈る場合の、最低限のマナーと喜ばれるメールのポイントや実際の文例などをご紹介しながら、ご説明してまいります。

メールでの結婚祝いのお礼は、取り急ぎのお礼といった意味合いになりますので、後日キチンとしたかたちでお礼をしなくてはなりません。 そういう意味合いからも、結婚祝いを貰ったら2,3日以内にはメールでお礼をしましょう。 考えすぎて遅くなるよりは、多少の乱文よりも早く挨拶することを優先しましょう。

まず、メールの件名ですが、分かりやすく『お礼』や『先日のお礼』などで良いでしょう。 一言目には会社の方なら『お疲れ様です』、身内に人なら『こんにちは』や目上の人なら『お世話になっています』などの言葉でよいでしょう。 続いて『時候の挨拶』を入れるのが、メールでも手紙でも一般的なルールとなっています。 『初春の候・・』や「新春の候・・』のあとに続けていくのが普通です。 そのあとに、いただいた金品へのお礼と近況の報告などをします。 『たいそうなお品』とか『結構なお品』という言葉を使いましょう。 そこに気の利いた一言を加え、お返しの品は付け加えるように書きましょう。 その場合は『心ばかりの品』のように、下げた言葉を使います。 最後にそのお返しで終わるようなら締めのあいさつで、取り急ぎの挨拶で後日またキチンと挨拶するつもりであれば、『略儀ではございますが、まずはお礼かたがた・・・』とか『今後も引き続きとお付き合いを・・』のように結びましょう。 丁寧に書く分には悪く思われることはありませんが、身内で兄弟のような関係だったとしても、年月が経って地位などが変わっていると、以前のようにカジュアルな付き合いを嫌う人もいますので、親しき仲にも礼儀ありのつもりでキチンとお礼をしましょう。

お祝いを頂いた後に品物の感想や使い道を相手の方に伝える際は、出来るだけ具体的に伝えることがポイントです。 相手の方は、「自分が贈ったお祝いは気に入ってもらえただろうか」という点をとても気にしています。そんな時に、「もらった夫婦茶碗で毎晩2人でご飯を食べています」などの具体的なエピソードを伝えると、相手の方も喜び、お礼の気持ちがより伝わるでしょう。

お礼メールを贈る際は、今後もよりよいお付き合いをしたいという一文を入れましょう。 近しい間柄であれば、「ぜひ近いうちに遊びにきてください」といれてもいいと思います。お祝いを頂いて終わりでなく、今後もいい関係を続けたいという意思表示をすることで、相手の方もお祝いを贈ってよかったと感じるでしょう。

お祝いのお礼のメールの最後に【返信不要】の一文を添えると、相手の方への気遣いをみせることができます。せっかくのお礼メールなので、相手の方にも気持ちよくメールを受け取ってほしいですよね。 メールの返信は忙しい方は負担に感じてしまうものなので、ぜひ【返信不要】の一文を添えてお礼メールを送るようにしましょう。

職場の方へのお礼メールをお相手別に紹介します。 失礼のないように、丁寧な日本語を心掛けましょう。

件名　お礼 ○○課長 お疲れ様です。 この度は、私たちの結婚に際し、〇〇課長より結構なお品を頂戴し、誠にありがとうございます。 〇〇課長の温かい心遣いに感謝するばかりです。 先日、無事に入籍を終え新婚生活をスタートし、ようやくおちついてまいりました。 新生活を機に○○課長から頂いたお品を大切に使わせていただきます。 今まで以上に、仕事に身を入れて頑張るつもりですので、今後ともよろしくお願い致します。 なお御礼のおしるしに、心ばかりの品をお持ちしました。 ご不在でしたので、机の脇に置かせていただきました。 お召し上がりいただければ幸いです。 この度は、本当にありがとうございました。

件名　お礼 人事部の皆さま『上司～一般社員』 ※文面自体は上司の場合と大きく変わりません。 『○○課長』の部分を『皆様』に変えて使って下さい。 挨拶だけでしたら、『略儀ながら、まずはお礼かたがたメールにてご挨拶申し上げます。』で締めて良いでしょう。 文面も上司よりは多少崩しても良いでしょうが、たくさんの人の中には多様の方がいらっしゃいますので、なるべく当たり障りのないように、丁寧に書いた方が良いでしょう。 社内メールであれば、他の社員の方や上司の方に見られる可能性もありますから、1個人であればカジュアルな感じでも良いですが、誰に見られても良い文面の方が安心です。

親しき中にも礼儀あり。お世話になっている友人へ、お礼メールを贈りましょう！ 件名　お礼 ○○さん こんにちは。 お祝いの品、ありがとうございます！お気遣い本当に感謝してます。 おかげ様で無事に引っ越して新婚生活をスタートしました。 近くに来た時には夫婦で出迎えますので、ぜひ遊びに来てください！ あと、心ばかりのお礼の品を贈りましたので、よかったら召し上がってね。 追伸 新しい住所を書いておきます。 お待ちしてますの、ぜひ立ち寄ってください！ 住所---------- 氏名///////

身内だからお礼メールはいいか…そんなことはありません！ こちらを参考に、好印象なお礼メールを贈りましょう。

件名　お礼 お父さま、お母さま 春光うららかな日々、ご家族の皆様にはお元気でお過ごしの事とお慶び申し上げます。 このたびは、ご丁寧に○○の結婚祝いのお品をいただき本当にありがとうございます。 とてもうれしく、大切に使わせていただきます。 ご縁を頂いて以来、いろいろとお世話になっておりますうえに、あたたかいご配慮を いただき心から感謝申し上げます。 まずはお礼まで､ありがとうございました。 お身体には十分にお気をつけください。 氏名/////

件名　お礼 ○○叔母さん こんにちは。 このたびは私たちの結婚に際し、たいそうなお品を頂きありがとうございました。 いつもながら、叔母さんの温かいお心遣いに感謝しています。 さて私たちは、先日に入籍を終え、新居にて結婚生活をスタートいたしました。 新生活を機に頂いたお品を大切に使わせてもらいます。 まだまだ未熟な二人ではございますが、力を合わせて温かい家庭を築いていきたいと思います。 どうか今後ともよろしくお願い致します。 追伸 新居の住所を以下に記します。お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。 新居住所------ 氏名/////

結婚祝いのお礼メールを送る際にどんなことに気をつけるべきか、わからない方も多いのではないでしょうか。 感謝の気持ちを伝えるお礼メールだからこそ、マナーを守って、相手の方に気持ちよく受け取ってもらいたいですよね。 ここでは結婚祝いのお礼メールを送る際に注意すべきマナーについてお伝えします。

結婚祝いのお礼メールでは忌み言葉や重ね言葉に注意しましょう。 忌み言葉は、別れる、離れる、壊れるなどの不幸を連想させるワードで、 重ね言葉は、ますます、くれぐれもなどの同じことを繰り返すワードです。 それぞれ結婚祝いに適さない言葉となっていますので、注意するようにしましょう。

現金のプレゼントは、もらった側も自由に使えて嬉しいものですが、贈った相手はどんなことに使うのか気になっているものです。 現金のプレゼントを頂いたら、基本的にはどんなことに使うのか使い道を伝えるようにしましょう。 もし使い道が決まっていない場合は、「大事に使わせてもらいます」などの言葉を添えてお礼をつたえるとよいでしょう。

結婚祝いのお礼メールを送りたいけど、こういう時ってどうすればいいのかわからないとお悩みの方も多いと思います。 ここでは、結婚祝いのお礼メールについての気になる疑問を解決していきますので、是非ご覧ください。

結婚祝いをもらったら、2～3日以内にはお礼のメールを送るようにしましょう。 なるべく早く送るのがマナーとなっています。 もし遅くなってしまったら、「ご連絡が遅くなってすみません」の一言を添えるようにしましょう。

お礼メールをラインでする際は、相手との関係性などに注意しながら使用するようにしましょう。ラインでのメッセージは印象が軽くなってしまいがちですので、基本は通常の電子メールを使用するとよいと思います。 一方ラインは気軽に画像などを送ることも出来ますので、頂いたプレゼントをこんな風に使っていますというメッセージを送るのには適しています。 画像などを送られる方は、電子メールと併用するのもよいでしょう。

プレゼントを贈った相手からお礼メールがきたら、基本的にはお礼の返事を返すようにしましょう。忙しい中、わざわざお礼のメールを送ってくれたことに対してのお礼を文中に入れるとよいでしょう。 また際限がなくなってしまいますので、【返信不要】の一文を入れることも重要です。

結婚祝いのお礼のことを「結婚内祝い」と呼びます。 「結婚内祝い」には抑えておきたいマナーが多くあります。 また、予算はどれくらいなのか迷ってしまいますよね。 そのような疑問を解決すべく「結婚内祝い」について詳しくまとめました。 ぜひ参考にして、送り相手に喜ばれる「結婚内祝い」にしてください。

「結婚内祝い」を贈るタイミングは、 少なくとも挙式の1ヶ月後までには贈るのがマナーです。 また、「結婚内祝い」には必ずのしをつけるのがマナーです。 結婚などの一度きりが望ましいお祝いには 「紅白で結びきり水引」をつけるようにしましょう。 表書きは、「寿」または「内祝」と書くのが一般的です。

「結婚内祝い」の相場は、頂いた金額や品物の「半返し」とされています。 「半返し」とは、頂いたものの半額の値段ということです。 また、高額なものを頂いた場合は「1/3」程度のものを贈るようにしましょう。 高額なものをお返しするとかえって迷惑になってしまいます。

「結婚内祝い」には贈ってはいけないものがあります。 それは、「刃物」や「割れ物」です。 包丁や鏡などは避けるようにしましょう。 かつては、食器なども「割れ物」であり、タブー視されていましたが 近年では、あまり厳しく見られていないようです。 「ハンカチ」や「日本茶」は弔事で使い、 「死」や「別れ」を連想させるため、好ましくないとされています。 また「奇数」の数を贈るようにしましょう。 割り切れる数は縁起が悪いとされています。 しかし、「2」はペア、「8」は末広がり という意味合いがあるので贈っても大丈夫なようです。 「4」や「9」の数字も「死」や「苦」を連想させるので控えましょう。 また、「櫛」も同様の連想をさせるのでNGとされています。

「結婚内祝い」に最適なプレゼント10選をご紹介します。 定番の消えものギフトやカタログギフトが人気です！ 特にお菓子の詰め合わせが人気なのでそれらを中心にご紹介していきます。

【会社＆職場】へ結婚祝いのお返しをするのであれば、【小分け】できるものを贈るようにしましょう。出来れば配りやすいようにそれぞれ個包装されているものがベストです。 ここでは【会社＆職場】へ結婚祝いのお返しをする際のおすすめギフトをご紹介します。

親や親戚の方は結婚祝いに高額なものをプレゼントしてくれることもありますよね。感謝の気持ちを伝えたいけれど、お返しにどんなものを選んだらいいのか分からない方も多いと思います。 ここでは高額なお祝いをくれた方へ感謝の気持ちを伝えるおすすめギフトをご紹介します。

ここまでメールで結婚祝いのお礼を伝えるケースを中心にお伝えしてきましたが、メール以外でお礼を伝える場合もあると思います。 ここではそれぞれの方法にあったお礼文例をご紹介します。

〇〇様のお電話でしょうか？ 私●●と申します。 この度は素敵な結婚祝いを頂きまして、本当にありがとうございます。 頂いた△△は、大切に使わせて頂きます。 暑い日が続きますが、○○様はお変わりないでしょうか。 【相手に合わせてトーク】 お忙しい日々が続くと思いますが、どうぞご自愛ください。 またお会いできる日を楽しみにしております。

暑い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。 この度は素敵な結婚祝いを頂きまして、誠にありがとうございます。 頂いた△△は大切に使わせて頂きます。 別便で感謝の気持ちとして、ささやかな内祝いを送らせて頂きましたので、お納め頂ければ幸いです。 まだ至らない点が多い私達ですが、精一杯あたたかい家庭を気付いていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

暑い日が続きますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。 この度は私達の結婚に際しまして、素敵なお祝いを頂きありがとうございます。 頂いた△△は毎日食卓で使用させて頂いております。 なにぶん未熟な私たちではございますが、今後ともあたたかく見守って頂ければ幸いです。これからもよろしくお願い致します。

SNSは簡略化したメッセージを送るのに適したコミュニケーションツールです。 結婚祝いのお礼を送る際は、なるべく避けた方がいいでしょう。 もしどうしてもSNSで贈る場合は、短く簡潔な文にするのがおすすめです。 便利な画像添付サービスもあるので、画像も一緒に送るのもいいでしょう。

結婚祝いをこちらから贈った場合は、相手からお礼のメールが来ることもありますよね。そんなときは、ぜひお礼メールの返信を送りましょう。 【例】 ○○様 お忙しい中、ご連絡を頂きありがとうございます。 お口に合うかわかりませんが、よろしければお召し上がりください。 素敵な内祝いも頂き、ありがとうございます。 大切に使わせて頂きます。 今後とも末永くお幸せになさってください。 このメールへのご返信はお気遣いなさいませんよう、よろしくお願い致します。

結婚祝いのお礼メールでも感謝の気持ちを素直に伝えることが大切です。 メールでの挨拶は、取り急ぎの繋ぎの挨拶であることが多いので、1日でも早く挨拶することを優先しましょう。 後日あらためてキチンとした挨拶への繋ぎですから、とにかく『ありがとうございます』の言葉を早く伝えるようにしてください！ 最後までお読みいただき、ありがとうございました。