【完全版】誕生日祝いの基本マナーを徹底解説!

一年に一度の大切な誕生日。せっかく誕生日祝いを贈るのなら、ちょっとした気配りもしたいところ。そこで今回は誕生祝いの基本マナーをはじめ、プレゼントとして贈るには避けておきたい品物や、相手別の選び方を紹介します。職場の上司や取引先など、何を贈ろうか悩んでいる人もマナーを守って贈り物ができるはずです!

更新

人気ギフトを一覧から探す

気持ち伝わる、誕生日祝いで覚えておきたい基本マナー

大切な人やいつもお世話になっている人の誕生日。 皆さんも友達や上司の誕生日プレゼントに何を贈ろうと、一度は悩んだことがあるはず。 基本的には贈る相手のことを考えれば、なにを贈っても喜んでくれるでしょう。 しかし、せっかく誕生日祝いを渡すなら相手の立場や年齢を踏まえたギフトを贈りたいですよね。特に上司や同僚など仕事関係の人に贈る場合は、マナーや事前リサーチが大事になってきます。 基本的なマナーを押さえると、相手も自分もさらに嬉しい誕生日になること間違いなし。 早速、見ていきましょう。

誕生日プレゼントを贈るタイミング

できれば、誕生日当日か、誕生日の前後3日以内に贈れるとベストでしょう。 3日以上遅れてしまう場合は、当日にメールや電話でお祝いのメッセージだけ伝えたり、 最近ではLINEやメールで気軽にギフトが贈れる「eギフト」があるので活用してみてもいいでしょう。 相手が忙しかったり遠方に住んでいる場合は、配送してもマナー違反ではありません。 その時も手渡しできない分、ラッピングやメッセージにごだわるとさらに気持ちが伝わります。

事前に欲しいものをリサーチ

誕生日プレゼントを用意する前に、本人から直接もしくは本人と親しい人からなにが欲しいのかリサーチしておくと良いでしょう。 せっかく選んだプレゼントが既に持っていたという事態は避けたいですし、消耗品や食べ物でない限り、使い道がなくて相手を困らせてしまうかもしれません。 本人に内緒にしておきたい場合は、日常会話の中でうまく聞き出すようにしましょう。また親しい友人などの場合は、最近の会話の中で「〇〇欲しいな〜」などのヒントになるような言葉を思い返してみるのも良いかもしれませんね。

サプライズ演出は相手の好みに合わせて

誕生日プレゼントを渡す際に、サプライズ演出をすることもあるでしょう。 サプライズ演出は誕生日がより特別になったり、記憶にも残りますが、好みが分かれるので相手の立場や性格を考えて計画するのが良いです。 また、巻き込む人数や場所にも配慮が必要です。

【誕生日のマナー】プレゼントの予算・金額相場

次に、誕生日プレゼントの予算や金額相場を紹介します。 あまり高価なプレゼントだと、受け取った相手がお返しに困ってしまったり、申し訳ない気持ちになってしまうこともあります。 以下に紹介するのはあくまでも相場ですので、相手との関係性によって調整してみてください。

彼氏・彼女

彼氏・彼女であれば、【10,000円〜20,000円】がおすすめです。

友人

友人であれば、【3,000円〜10,000円】がおすすめです。

職場の同僚・取引先

職場の同僚や取引先の方へのプレゼントであれば、【3,000円〜10,000円】がおすすめです。

職場の上司・先輩

職場の上司や先輩へのプレゼントも、【3,000円〜10,000円】が妥当でしょう。 目上の方へのプレゼントに高価すぎるプレゼントは逆に失礼にあたってしまうこともありますので注意が必要です。

連名で贈る場合

連名で贈る場合は、こちらも相手の立場や関係性によりますが【500~1,000円】が一般的です。 また上司や取引先の方へ連名で贈る場合は、もう少し高価な額を設定しても良いかもしれませんね。

【誕生日のマナー】プレゼントでは避けたいNGギフト

ここでは、誕生日プレゼントとして選ばない方が無難なプレゼントを紹介します。 基本的には贈る相手が喜んでくれれば、何を選んでも問題ないでしょう。 しかし、会社の上司や取引先、目上の方など相手によっては避けておきたいプレゼントもいくつかあります。 贈る相手との関係性などを踏まえた上で、プレゼント選びをしてみてくださいね。

靴・靴下など「下」を連想するもの

一つ目は、靴・靴下など、下を連想させるものです。 足で踏みつけるという意味合いのある靴や靴下を目上の人に贈ってしまうと、あなたを踏み台にするなど、相手を見下す意味として伝わってしまう可能性もあります。 また「下」は“相手を見下す”という意味を連想させてしまうため、「下」という文字を含む品物を贈る際には、上司や目上の人には避けるのが無難です。

ハンカチ

ハンカチは漢字で「手巾(てぎれ)」と表現できることから、手切れや縁が切れるという意味を連想させてしまう場合があり、目上の相手や、古くからの習慣を気にされる方への贈り物としては避けた方が無難です。 ただし、実用性も高く、定番のプレゼントでもあることから、相手のことを考えた上でハンカチという選択をする人も最近では多いので、相手との関係性に合わせて柔軟に考えましょう。

三つ目は「櫛」。 “くし”は、「苦」と「死」という言葉を連想させることから避けておくのが無難です。 櫛のように4と9を始め、数字がデザインされたプレゼントなどには気をつけておくのが良いでしょう。ちなみに、日本では古来より(3・5・7)などの奇数は縁起が良いとされています。

筆記用具・時計

四つ目は「筆記用具・時計」です。 万年筆などの筆記用具や、時計、カバンなどを贈ると「もっと勉強してね」「もっと仕事頑張って」などの意味として受け取られてしまうことも。 友達や後輩へのプレゼントとしては大丈夫ですが、上司など目上の人には避けておくのがベターでしょう。

現金や商品券

最後は「現金や商品券」です。 結婚祝いとかでない限りは、品物を贈る方が相手にも気持ちが伝わっておすすめです。

【相手別】失敗しない!誕生日プレゼントの選び方

誕生日プレゼントの基本マナーや金額相場を相場を押さえた上で、最後に誕生日プレゼントの選び方を紹介します。 相手との関係性や予算を考えながら、参考にしてみてくださいね。

彼氏・彼女

彼氏:体験チケット、ボールペン、腕時計 彼女:リップ、ネックレス、タンプ限定セット 彼氏へのプレゼントは体験チケットが一位となり、次点で実用性の高いペンや時計と続きます。特に体験チケットは相手に選んでもらえるカタログ形式のものが多いので便利です。 一方彼女にはリップやネックレスなど装飾品が人気。特にリップは贈る相手の雰囲気や好みに合わせて選ぶことができるので、プレゼントにぴったりです。

友人

男友達:お酒・文具・腕時計・フレグランス・メンズスキンケア 女友達:コスメ・スイーツ・ケアグッズ(ハンドケア・ボディケア・シャンプーなど) 女友達へのプレゼントには、お洒落で可愛いコスメやケアグッズなどが喜ばれるでしょう。 一方男友達には、実用的なものを選ぶのがおすすめです。職業や生活様式に合わせて、役立ちそうな一品を選んでみてください。

職場の同僚

男性:リラックスグッズ(入浴剤、アロマなど)、グルメ、スイーツ、ケーキ、メンズスキンケア 女性:スイーツ、紅茶・コーヒー、コスメ、フラワーギフト、文具 職場の同僚には、仕事場でも使えるようなものが重宝されそうです。 例えば、ちょっとした休憩の時に食べれるスイーツや紅茶・コーヒーなどがおすすめです。

取引先 

男性:スイーツ・バスグッズ・グルメ・体験ギフト・アルコール 女性:コスメ・スイーツ・フラワーギフト・入浴剤・マグカップ 取引先の方へのプレゼントとしては、趣味嗜好も分かりづらいことも踏まえて、誰もが喜ぶプレゼントをチョイスするのがおすすめです。 例えば、バスグッズやマグカップなど。 他にも、ちょっと変わった体験ギフトやフラワーギフトなどはいかがですか?

職場の上司・先輩

男性:入浴剤、スイーツ、グルメ、お酒、メンズスキンケア、体験ギフト 女性:コスメ、入浴剤、スイーツ、ケアグッズ(ハンドケア・ボディケア・シャンプーなど)お酒 職場の上司や先輩へは、日頃の仕事の疲れをとっていただくためにも入浴剤やケアグッズ、スキンケアなどが良いかも。あまり高価すぎるとかえって失礼にあたるため、スイーツやお酒などちょっぴり贅沢気分になれる贈り物がおすすめですよ。

誕生日に関連する他の特集