いつから準備を始めるの?出産内祝いを贈る時期や困ったときの対処法とは

出産祝いを頂いたお返しに、感謝の気持ちを込めて贈るギフトを【出産内祝い】と言います。実は出産内祝いは、前もって準備するのが大事なことをご存じですか? こちらの記事では、出産内祝いを贈る時期について詳しく解説。出産内祝いの準備の流れや、困ったときの対処法を見ていきましょう!

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出産内祝いを贈るタイミングとは?

赤ちゃんが生まれると、親戚や友人などから出産祝いを頂くことも多いでしょう。 それに対して感謝の気持ちを表す贈り物を【出産内祝い】と言います。 出産内祝いを贈るときは、贈る時期や贈り方などにさまざまなマナーが存在します。この記事では、出産内祝いを贈る時期について詳しく見ていきましょう。

手渡しと郵送どちらがよい?

出産内祝いを贈るとき、郵送と手渡しのどちらが正しいマナーかは決まっていません。 親戚や親しい友人に渡す場合には、直接感謝を伝えたいので手渡ししたいという方も多いかもしれません。 出産内祝いを手渡しするときは、お相手の都合の良い日時や場所を事前に確認して渡すようにしましょう。内祝いはあくまで感謝を伝えるものなので、お相手の予定に合わせることが大切です。 お相手が遠方に住んでいたり、お互いの予定を合わせづらい場合は、出産内祝いを郵送しても問題ありません。その場合も、お相手の受け取りやすい日時を確認してから送るようにしましょう。

出産内祝いの準備の進め方

それでは実際に、出産内祝いの準備をしていきましょう! 出産後は、出産祝いを思っていたよりもたくさんの方から頂いたり、内祝いを送る直前になって住所の不備があったりなど、さまざまなことが予想されます。 出産祝いを下さった全員の方にスムーズに内祝いをお渡しできるように、下記を参考に準備を進めてくださいね。

出産前にあらかじめ贈り物を選ぶ

出産後は体調が不安定だったり、新生児のお世話で忙しかったりとなかなか落ち着かないもの。そのため、出産内祝いの準備は、出産1カ月前程度から進められるとよいでしょう。 ここでは、出産内祝いを決めるまでの流れを解説します。 ①出産祝いを頂けそうな方をピックアップ 両親や親戚、親しい友人など、出産祝いを頂けそうな方は前もってピックアップし、住所や連絡先をまとめておきましょう。 また、結婚祝いを頂いた方も一緒にリストにしてまとめておくのがおすすめです。 ②住所や連絡先に間違いがないか確認 どなたに贈るか大体まとめることができたら、住所の間違いがないか確認します。 昔の住所などに送ってしまうと、行き違いが起きてしまうので注意しましょうね。 ③内祝いの品物を選ぶ 贈る方や住所をまとめたら、品物選びに入ります。 アイテムや名前入れなどの仕様によっては、注文から発送までに時間がかかるものもあるので、早めに品物を決めるようにしましょう。

出産内祝いの選び方

ここからは、出産内祝いの選び方をご紹介します。 「出産内祝い」とネットで検索すると、膨大な数のギフトが出てきて迷ってしまう方も多いかもしれません。 そこで出産内祝いは、下記のようにして選ぶと良いでしょう。 ・金額の目安、選び方のコツ・マナーなど、基本的な情報をネットなどで調べておく ・ギフト専門サイトを確認したり、ギフトのカタログを取り寄せる ギフトに向かないタブーの品や、目上の方に贈るのは避けたいものなどもあるため、そういったマナーを確認してから品物を選ぶのがおすすめです。 また、赤ちゃんの名前を入れたお菓子などの「名入れギフト」を贈りたい! という方は、その製作時間を調べておくことが大切です。 名入れギフトはオーダーを受けてから作るため、お相手のもとに届くまで想定よりも時間がかかる場合もあります。 ギフト完成までに時間がかかり、お礼が遅れて失礼になってしまった…ということがないように、ギフトは余裕をもって決めておきましょう。

出産祝いを頂いたらお礼を先にする

出産祝いをいただいたときは、内祝いを贈る前に、まず電話や手紙でお礼を伝えましょう。お相手が親しい間柄であれば、メールでもよいでしょう。 お相手の方も、出産祝いが無事に届いているか、気に入ってもらえたかどうかを気にしていることでしょう。 お祝いを頂いたらすぐに感謝を伝え、頂いた物の感想などを一緒に伝えると、より心のこもったお礼になりますよ。

出産内祝いで困ったときは

出産内祝いを贈るのが遅くなったり、お相手が喪中だったりする場合は…? ここからは、そんなときの対処法をチェックしておきましょう。 以下のことを念頭に置いて準備しておくと、万一の場合でも臨機応変に対応することができそうですね。

生後1カ月以降に出産祝いを頂いたら

出産祝いを贈る期間は、一般的なお宮参りのころに当たる【生まれてから1カ月前後】とされています。 しかし、お相手の都合でそれよりも後に出産祝いを頂く場合もあります。 その場合は、まずは頂いた直後に電話や手紙などでお礼をし、そのあとになるべく早く内祝いを贈りましょう。

お相手が喪中の場合

出産内祝いを贈りたい時期に、お相手の方が喪中であるということも考えられます。そのような場合は、お相手に合わせて出産内祝いを贈るタイミングを変えましょう。 一般的には、忌中(故人が亡くなってから四十九日)を過ぎれば喪中でも内祝いは贈ってもよいとされています。 しかし、喪中はまだお相手の気持ちもデリケートなことも多いため、お祝いの品を贈るのがはばかられることもあるでしょう。 その場合は、「内祝」としてでなく、「御礼」という名目で品物を贈るのがおすすめです。

内祝いを贈るタイミングが遅くなった

出産後は体調が安定しなかったり、赤ちゃんのお世話や思わぬ体調不良などでバタバタしがち。気づいたら産後1カ月以上たってしまっていた、なんてこともあります。 その場合は、出産内祝いは遅くなってもよいので、体調の良いときに順次贈っていくようにしましょう。 出産内祝いを贈るときは、遅れてしまったことへのお詫びのメッセージを一緒に添えるとよいでしょう。 タイミングによっては、お食い初めや生後6カ月など、区切りの良い時期に合わせて出産内祝いを贈るのもおすすめです。内祝いと一緒に記念日の写真などを一緒に贈ったり、近況報告があったりするとお相手にも一層喜んでいただけるでしょう。

出産内祝いの準備はスムーズに

赤ちゃんとの慣れない新生活が始まると、忙しくてなかなかまとまった時間がとれないということもあります。 そのため、出産内祝いについては、なるべく前もって準備をしておくのがおすすめです。 出産祝いへの喜びと感謝の気持ちを表す出産内祝いは、マナーをしっかりと守って贈れるとよいですね。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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