新築祝いのマナーって？タイミング・相場・おすすめのプレゼントをご紹介！

「新築祝い」は親族、友人、知人が自宅や事務所を新築した場合、家内が安全で末永く繁栄が続くよう、お祝いの気持ちを贈るものです。一戸建てだけでなく、マンションでも、新築で購入したなら「新築祝い」になります。 中でも「マイホーム」の購入は人生において最も高価な買い物といえます。 親族や、親しい友人・同僚などが新しい家を持つ時、「新築祝い」を贈りお祝いしたいと思いますよね！ ここでは、「新築祝い」を贈る際の贈る相手ごとの金額の相場について、熨斗のつけ方や「新築祝い」を贈る時の注意点についてご紹介します。 また、「新築祝い」として贈って喜ばれるプレゼントについて厳選してご紹介します！ プレゼントについては人気のある実用的なものを厳選しています。 カタログギフト、商品券・ギフトカード、タンプオススメギフトのご紹介もしていますのでぜひ最後までみて、「新築祝い」のプレゼント選びの参考にしてくださいね！

・新築祝い：新築の物件に引っ越した時に祝うこと。 ・引っ越し祝い：中古の物件に引っ越したことを祝うこと。 ・移転祝い：企業やオフィスなどが移転した時に祝うこと。 大まかな違いはこのような感じになります。 新築祝いの際、物件は戸建てだけでなく、マンションも新築であれば含まれます。 企業が新しくビルや店舗を新築した場合も新築祝いに含まれます。 引っ越し祝いは、新築でなくとも自分達のお家を持てたということをお祝いすることを指します。 中古物件でも企業のオフィスの場合、「移転祝い」になりますので、注意してくださいね！

「新築祝い」を贈る時に気をつける必要があるのが、金額の相場。 プレゼントを贈る相手の立場や、自分との関係性によって金額は変わってきます。 相場を目安に、プレゼントを贈る金額を決めましょう。

相場……1万～3万円 兄弟・姉妹には現金や商品券で贈ってもよいですが、好きな商品を選ぶことができるカタログギフトを合わせて贈るのもよいでしょう。 兄弟姉妹であれば、お祝いに何が欲しいかを直接聞いたり、新築の家を見せてもらい、家の雰囲気に合ったものや必要なのにまだ購入していないと聞いた物などを贈ってもよいでしょう。

相場……5万～10万円 両親や義両親にお祝いを贈る相場は、贈る側の年齢にもよってきます。 お金ではなく別のものでと考えるなら、好きなものを選んでもらえるカタログギフトもよいでしょう。 また、兄弟姉妹がいる場合は子どもたちでお金を出し合って、両親が自分たちでは買わないような高級家電やインテリアなどをプレゼントしても喜ばれます。 両親と一緒に出かけて、好きな家電やインテリアを選んで買うのもよいでしょう。

相場……3万円～10万円 注意点としては、子どもが新居を建てたり、購入したりする際に親がお金を出していれば、それがお祝いとして扱われることになります。それ以外の場合に新築祝いを贈る場合は上記の相場になります。 しかし、家庭によってさまざまな考え方や事情があるため、それぞれの事情に合った金額がよいでしょう。現金や商品券と子供が必要としている家電やインテリアを一緒に選んで買うのも喜ばれます。

おじ・おばへ贈るときの相場……5,000円～1万円 おじやおばの新築に招待された場合、大それたものを持っていくのではなく、ちょっとしたプレゼントを持っていくといいでしょう。相手の好みを事前に聞いて、プレゼントするのもいいかもしれませんね。 甥・姪へ贈るときの相場……2万円～3万円 可愛い甥や姪に対しては、ちょっとした手助けの気持ちで。新築に必要な家電や毎日使える日常品など、事前に欲しいものを聞いてみるのもいいと思います。 孫へ贈るときの相場……2万円～3万円 可愛い孫への新築祝いは、家族で楽しめるグルメ商品や、商品券やカタログギフトなど実用性があるものもいいでしょう。

金額の相場は5,000円～1万円 「新築祝い」は友人や同僚に贈る機会が多いかもしれません。親しい間柄であれば希望の品を聞いて贈っても良いでしょう。 現金で贈っても問題ありませんが、相手に気を遣わせてしまうのが気になる場合、商品券や、好きなものを選べるカタログギフトでもよいでしょう。

ここからは、引っ越し祝い（新築祝い）を渡すベストなタイミングについて詳しくご紹介。 新居に招かれた場合、招かれていない場合といった、ケースごとのベストなタイミングもあわせて解説します。

新居のお披露目会に招かれなかったり、お披露目会がなかったりなど、新居へ行く機会がない場合は、引っ越し前にお祝いを贈るのが理想的です。 引っ越しの報告を受けた直後に、まだ新居への移動が始まっていなければ、そのタイミングで送るとよいでしょう。 また、引っ越し後に送るなら、引っ越し直後の忙しい時期を避けた半月～1カ月以内、遅くても2カ月以内に贈るのがおすすめです。

新居に招待された場合は、訪問当日にお祝いの品を持参して引っ越しをお祝いしましょう。 ただし、持参できないサイズの品物を贈る場合は、新居を訪れる前日までに新居へ到着するように配送の手配をしましょう。 また、諸事情で訪問当日に贈り物を用意できない場合は、菓子折りなどを持参して、後日引っ越し祝いの品を送るのが良いでしょう。

新居のお披露目会が開催されなかった場合や、新居に招待されなかった場合、行けなかった場合などは、お祝いの品は「引っ越しの報告を受けたあと、すぐに渡す」もしくは「遅くても、転居後2カ月以内には渡す」ようにします。 ギフトを郵送する場合も、手渡しする場合も、お相手がギフトを受け取るのに都合の良い日時をあらかじめ確認するようにしましょう。 ただし、ご本人から直接引っ越しの報告を受けなかった場合は、贈り物は控えるのがベターでしょう。

ここからは、引っ越し祝い（新築祝い）を渡すのに良いとされている「吉日」についてご紹介します。 「吉日」とは、日本に古くから伝わる、縁起が良い日取りのこと。 最近は伝統を気にされる方も少なくなりましたが、年配の方や目上の方、しきたりにこだわる方に引っ越し祝いを贈る場合は「吉日」にも配慮するとよいでしょう。

「六曜（ろくよう）」とは、日取りの吉凶を示す指標のこと。 「先勝（せんしょう）」「友引（ともびき）」「先負（せんぶ）」「仏滅（ぶつめつ）」「大安（たいあん）」「赤口（しゃっこう）」の6種類の日のことを指します。 もともとは時間の吉凶を占う指標として用いられていましたが、現在ではお祝い事や弔事などを行うときに、お日柄を判断する指標として参考にされています。

「大安」は“大いに安し＝何をやってもうまくいく”という意味から、六曜の中でもっとも縁起の良い日。引っ越し祝いだけでなく、結婚祝いや出産祝いなど全てのお祝いごとに最適な日とされています。 また、「友引」は大安の次に縁起の良い日とされており、“幸せのおすそ分け・友を幸せに導く”という意味を持ちます。ただし勝負の決着がつかない日とも考えられており、勝負事には不向きです。 以上から、引っ越し祝いを渡すベストな日は「大安」と「友引」の日と言えます。 逆に、“仏も滅するような大凶日”という意味の「仏滅」や、災いや凶の意味合いを持つ“赤”という字が付く「赤口」の日は 避けるのが無難です。 これらはあくまで六曜をもとにした考え方なので、実際にはお相手の都合にあわせて贈り物を渡すのが最も大切。 引っ越し祝いを贈るときは、お相手が受け取るのに都合の良い日時を優先し、そのうえで吉日を選べるとベストでしょう。

親族、友人などに「お祝い」としてお金を贈る場合、ご祝儀袋の表書き（ご祝儀袋の上にかける短冊に書く文字）は「祝御新築」、「御新築祝」、「御新築祝」、「御新築御祝」のうちいずれかを記入します。 新築マンションを購入した場合は「御祝」とします。 上段に表書き（お祝いの名目）を、下段に表書きより少し小さめに贈る人の名前を書きます。 表書きを書くときは、正式には毛筆を使い楷書で丁寧に書きます。 書きにくい場合は、筆ペンや太めのフエルトペンでも問題ありません。濃く鮮やかに書きましょう。 「新築祝い」には、「花結び（蝶結び）」の水引を選びます。 花結びには「何度あっても嬉しい」という意味があり、「新築祝い」にふさわしいからです。水引の色は紅白が望ましく、5本のものを選ぶようにしましょう。 品物を贈る場合は、水引と熨斗の入った熨斗紙をかけることが、現在の一般的なギフト包装となっています。 水引は紅白の「花結び（蝶結び）」の「熨斗紙」を使い、熨斗紙の上段中央には表書きを、下段には名目より少し小さく贈る人の名前を書き入れます。 品物を、ささやかに贈りたいときは品物に直接熨斗紙をかけ、その上から包装する「内熨斗」。 持参して手渡す場合は、包装後に熨斗紙をかける「外熨斗」を使います。贈るシーンに合わせて使いわけましょう。

「新築祝い」のプレゼントとして、贈るべきでないものがあります。 これらを贈ってしまうと、マナーを知らない人という印象を与えてしまうので注意が必要です。相手から希望された場合を除き、贈るのは避けた方がよいでしょう。

「火事」のイメージに結びついてしまうことから、火を連想させるものは避けましょう。 例えば、ライターや灰皿、コンロ、ストーブ、キャンドルなど火を使うものは相手が望まない限り選ばないようにしましょう。 「赤」色も火を連想させる色なので、選ばない方が無難です。 例えば、花束や、鉢植えを贈る場合も、赤い花や赤い花の咲く植物を選ばないように気をつけましょう。 また、赤い服を着ての訪問も控えた方がよいでしょう。

時計や絵画はインテリアとして喜ばれそうですが、壁に穴を開ける必要があるため避けた方が無難です。 新築の家にわざわざ穴を開けさせる物を贈っても歓迎されないこともあります。 相手からの要望がある場合をのぞき、贈り物にはふさわしくないアイテムになります。

せっかくの新居に、邪魔になるような大きなサイズの贈り物はしないようにしましょう。 好みのインテリアや、理想的な家具の配置の妨げになる可能性があります。 「観葉植物」など贈りたい場合は、相手に確認をとってから贈るようにしましょう。

祝いの品全般で一般的にタブーとされるものは、「新築祝い」の場合でもタブーなものとなります。 お茶は一般的に弔事（不幸な行事）の贈り物に用いられる物のため避けましょう。 ハンカチは漢字で「手巾」と書き（てぎれ）と読みます。 「手切れ」に繋がりお別れを意味してしまうため、よくありません。 櫛(くし)や４万円・９万円の現金は「４＝死，９＝苦」と考えられており、縁起が悪いとされています。

マットやスリッパは「新築祝い」に実用的で喜ばれそうな品物に思えますが、特に相手が目上の方や上司の場合は「足で踏みつける」ことを連想させるため失礼とされます。 現金・商品券・ギフト券を贈るのも、「お金に困っている」と連想させるため避けましょう。 時計・鞄(かばん)は「より勤勉に励め」との意味を連想させ、贈り物として不向きなアイテムです。

・グルメ ・キッチングッズ、食器 ・家電 ・日用品 ・カタログギフト ここでは、「新築祝い」のプレゼントとして人気がある定番ジャンルと人気の理由をご紹介していきますね！

新築祝いのギフトとして「グルメ」を贈るなら、普段はなかなかな手が出せないような特別な物を贈るといいですね！ 料理が好きな方に贈るなら、普段の料理をワンランクアップさせてくれる調味料。 料理もあまりされない方や引っ越し後の準備で忙しくしている方なら、そのまま召し上がれるアイスやスイーツを贈ると喜ばれますよ！

キッチングッズや食器は使用頻度が高いため、何枚あっても嬉しい新築祝いの定番ギフト！ おしゃれで華やかなデザインのブランド食器も人気ですが、相手の趣味に合わないケースもあるため、お家の雰囲気や相手の好みなど知っておくといいですね！ もし、「相手がどんなデザインを好むか分からない...。」という方がいましたら、白を基調としたシンプルデザインの食器を贈ることをおすすめします。

家電は一台あれば、事足りてしまうケースがあるため、贈る際は事前に確認しておく必要があります。 とはいえ、あると生活を劇的に充実させてくれる便利アイテムでもあります。 例えば、ソーダストリームは、ハイボールを作る際に炭酸の強さを自分好みで調整して作れるので、お酒好きの方に贈るととても喜ばれますよ！

「新築祝いに喜んでもらえるプレゼントを贈りたいけど、相手の好みがよく分からないし...。」 という方におすすめなのが、カタログギフト。 贈った相手自身で数百種類の中から選んでいただけるので、必ず喜んでいただけるギフトになります。 カタログギフトには、体験型の物もあり、船の上で絶景を楽しみながら食事ができたり、ボディケア・ヘッドスパなどで仕事・家事の疲れを癒してもらうこともできます。

「新築祝い」として定番で喜ばれるものといえば「食べ物」。お祝いギフトのランキングでも必ず上位にあります。 普段自分では買わないような「食べ物」を贈ると、贈った相手だけでなく家族みんなが喜びますよ！家族みんなで楽しめるのが魅力です☆ プレゼントにふさわしい、素材にこだわったもの、なるべく好みが分かれない家族で食べやすい食材を選びましょう。 贈る前に、贈る相手の食べ物についての好き嫌いはチェックしておくようにしてくださいね。

日常で使うキッチングッズは主婦にとってはもらってうれしい、人気のアイテムです。 お洒落な食器なども、新築の家ですぐに使えるアイテムなのでとても喜ばれます。 ブランド食器やワイングラスなどが人気があります。 またキッチングッズとして、お洒落なデザインの鍋や、フライパンのセットなども料理好きな奥様への、素敵なプレゼントとなります。

新築の家に引っ越すと、家電製品も新しくして充実させたいと思う方は多いと思います。 電気ケトルや、キッチン電化製品などは贈って喜ばれるアイテムです。相手がまだ購入していない、必要なものを確認しておきましょう。

新居へ引っ越してすぐは、日用品なども不足しがちです。 すぐに使えるタオルは必ず喜ばれる定番アイテムです。 また、慣れない生活へのストレスもあることから、バスグッズなども喜ばれます。 綺麗なお風呂でリラックスできるよう、入浴剤を贈るのもよいでしょう。

カタログギフトは出産、結婚、母の日など各種お祝いや、内祝い。香典返し、大会の景品、手土産などさまざまな場面で利用されているカタログ型のギフトのことです。 相手に贈る品物を迷った時は、必要なものを選んでもらうことができるので、カタログギフトを贈るとよいでしょう！

商品券やギフトカードには様々な種類があります。 「新築祝い」で贈るプレゼントにも使用できますので、いろいろとご紹介します。

クレジットカード会社が発行するギフトカード。全国の百貨店・デパートをはじめ、加盟店でも利用できます。 「JCBギフトカード」は「JCBクレジットカード会員」など、カード発行元と関連のあるクレジットカード決済で購入できます。会員以外の方でも、現金払いや銀行振込などで購入できます。 利用できる場所が多いので、プレゼントとして贈るのに適しています。 ・JCBギフトカード ・VJBギフトカード ・UCギフトカード ・三菱UFJニコスギフトカード ・KCギフトカード ・日専連ギフトカード ・JTBナイスギフトカード

「旅行券=旅行」、「ショッピングモール=該当店舗のみ」など使い道がある程度限られているタイプの商品券になります。 贈る相手がよく使うものを贈ると喜ばれます。 ・イオン商品券 ・イオンギフトカード ・セブン＆アイ共通商品券 ・ダイエー商品券 ・クオカード ・図書カード ・ルミネ商品券 ・マルイ商品券 ・びゅう商品券 ・花と緑のギフト券 ・全国百貨店共通商品券 ・Amazonギフト券 ・旅行券 ・ANA旅行券 ・Itunesカード ・ユニクロギフトカード

ギフトカードには飲食に関連するものがあります。 「ビール券=ビール」、「おこめギフト券＝おこめ」などと限られます。 必ず使えるので、あると便利です。 親しい友人など、相手の趣向が分かっている場合であれば「新築祝い」で贈ることもできます。 ・ジェフグルメカード ・ぐるなびギフトカード ・チケットレストラン ・全国共通おこめ券 ・おこめギフト券 ・たまごギフト券 ・ハーゲンダッツギフト券 ・ビール券 ・コカ・コーラギフト券 ・サーティワンアイスクリーム商品券 ・マックカード ・清酒券

どの商品券、カードを購入するかで、買う場所は変わってきます。 プレゼント用に購入する時は、贈りたい商品券が売られているお店にいくか、旅行代理店、ネットなどで購入しましょう。 カードについても買う場所はさまざまで該当店舗であったり、 クオカード：金券ショップ、コンビニ、ネット（QUO GIFT SHOPなど） 図書カード：本屋、金券ショップなどItunesカード：Appleストア・コンビニ・家電量販店など。 ジェフグルメカード：チケットショップなどとなります。

いかがでしたか？ 「新築祝い」にぴったりの品物を見つけることができたでしょうか？ プレゼントを贈る相手によって、金額の相場や熨斗のつけ方、贈るのにふさわしくない品物についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。 贈る相手の好みや、相手の家族構成など考えて、家族みんなが活用できたり、喜ぶ素敵なプレゼントを贈ってくださいね！ あなたのプレゼントが贈る相手とあなたの関係をより深め、末永くつないでくれることを願っています。 最後まで見ていただきまして、ありがとうございました。