出産祝いで気をつけたい!渡し方のマナー特集

出産祝いを贈るとき、その渡し方にも気をつけなければいけないことを知っていますか?今回は出産祝いの渡し方のマナーに関して、ふくさの包み方から相手との関係性別の気をつけることを詳しく紹介します!出産祝いを贈って喜ばれたいなら必見です!正しい渡し方で、出産祝いを渡しましょう♪

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出産祝いのマナー、あなたは知っていますか?

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友達や親戚、同僚などに赤ちゃんが生まれたら、おめでたいし嬉しいですよね。 すぐにでも赤ちゃんを見たい、出産祝いを贈りたいという気持ちになって当然です。 でも出産祝いを贈るとき、その贈り方や渡し方にもマナーがあるのをご存知でしょうか。 お祝いの気持ちが、お相手にちゃんと伝わるよう、正しいマナーを知って正しい渡し方で出産祝いをしましょう。 今回は、出産祝いのマナーについて詳しくご紹介する他、関係性別にどんなことに気を付けるかなどもお伝えします。 ぜひ最後までお読みください!

出産祝いをより喜んでもらうために!渡し方のマナー紹介!

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出産祝いの渡し方にはいろいろなマナーがあるんです。 知らないで、間違った渡し方をしてしまうと恥をかいてしまったり、お相手を傷つけてしまったりということも。 せっかくお祝いを渡すのなら、そんな事態は避けたいですよね。 ここからは、以下の5つのポイントについてご紹介します。 ・出産祝いを贈るタイミング ・訪問のマナー ・祝儀袋の選び方と書き方のマナー ・祝儀袋に現金を入れる時のマナー ・ふくさのマナー

出産祝いを贈るタイミング

出産祝いを贈るのは、必ず母子の健康状態を確認してからにしましょう。 出産は時には命がけとなることもあります。 万が一のことがあった場合、お祝いを贈るのは失礼になるばかりか、お相手を傷つけてしまうことにも。 出産祝いは、通常は赤ちゃんが生まれてから1週間~1ヶ月の間に贈るのが基本です。 生後7日で「お七夜(おしちや)」があり、命名書を飾って赤ちゃんの誕生をお祝いします。 その後、生後1ヶ月後に赤ちゃんとママの健康を神社に祈願する「お宮参り」がありますので、お七夜~お宮参りの間に贈ると考えていいでしょう。

訪問のマナー

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赤ちゃんの顔も見たいし、病院を訪ねて直接お祝いしたい気持ちもあるでしょうが、出産直後のママを気遣い、親しい親族や肉親意外は病院を訪ねないのがマナーです。 自宅を訪問する際は、前もって連絡をし、当日もお相手の都合を確認してから伺うようにしましょう。 その際も育児で疲れているママを気遣い短時間で切り上げ、長居しないように注意しましょうね。

祝儀袋の選び方と書き方のマナー

出産祝いに現金を贈る場合、渡し方のマナーがあるんです。 まずは、祝儀袋の選び方と書き方のマナーをご紹介します。 祝儀袋は、蝶結びや花結びの紅白(桃白)水引のものがいいでしょう。 蝶結びは「何度でも結びなおせる」ので出産などのように「何度あっても嬉しい」という意味があるんです。 表書きは、「御祝」「御出産御祝」とし、毛筆や筆ペンなどで濃くはっきりと書きましょう。 「御出産祝」と書くのは、4文字で「死」を連想させると嫌う考え方もあるようなので、出来れば避けたほうがいいかもしれませんね。 何人かで連名で贈る場合、3名までならバランスよく収まるように全員の名前を書きます。 4名以上の場合は、代表者の名前を書いて「外一同」と書いたほうがいいでしょう。

祝儀袋に現金を入れる時のマナー

次に、祝儀袋に現金を入れる時のマナーをご紹介します。 お札は中袋という封筒に入れてから、祝儀袋に入れるようにしましょう。 通常は祝儀袋を購入すると一緒についてきますが、もし無い場合は別の封筒を用意して入れてくださいね。 4名以上で贈る場合、祝儀袋の表に名前を書けなかった分の氏名を半紙などに書いて中袋の中に入れるとよいようです。 お札の肖像がある面を、封筒の表に来るようにして揃えて入れます。 出産祝いは慶事ですので、お札は新札を用意するのがマナーですよ。 祝儀袋を閉じる際には下側の折り返しが上に重なるようにしましょう。 これは、「慶びは天に向く」という意味合いから来ています。

ふくさのマナー

出産祝いに現金を贈る場合の渡し方のマナーとして、「ふくさ」についてご紹介します。 「ふくさ」とは、お金を入れた袋を包む小さな風呂敷状のもので、慶弔で色や包み方が違ってきます。 祝儀用には、赤やえんじなどの明るい色や赤い染模様・刺繍入りのふくさを使います。 不祝儀用は、黒やグレーなどの暗めの色を使い、紫のふくさは慶弔両方に使えるんですよ。 ふくさで包んだ時の布の端の重ね方は、祝儀用は右が上になるように重ね、不祝儀用は左が上になるように重ねます。

【関係性別】出産祝いの渡し方で気をつけること

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出産祝いの渡し方で気をつけなければいけないことは、渡す相手によって違ってきます。 ここからは、関係性別に出産祝いの渡し方で気をつけることをご紹介します。 以下のように相手との関係性別にご紹介していきます。 ・友達への出産祝いの渡し方 ・親戚への出産祝いの渡し方 ・上司や部下・同期などへの出産祝いの渡し方

友達への出産祝いの渡し方

友達への出産祝いの金額の相場は、3,000円~1万円くらいのようです。 贈る側が学生だったり、あまり親しい関係ではない場合、少ない金額になります。 金額が少なくてもお祝いする気持ちが伝われば大丈夫ですよ。 相手が親友のような親しい間柄なら、直接訪問して出産祝いを手渡ししてもよいでしょう。 その場合も、突然たずねるのは失礼にあたりますので、事前に約束してから訪問してくださいね。 久しぶりに会った場合などは話がはずんでついつい滞在時間が長くなってしまいがちですが、出産直後のママの体調を気遣って、30分以上長居することは避けてくださいね。

親戚への出産祝いの渡し方

親戚の場合、兄弟姉妹は5,000円~3万円、いとこやその他の親戚は5,000円から2万円くらいが相場です。 金額は、関係性の違いで上下し、自分が年下か年上かや、親しさの度合いなどで変わってきます。

上司や部下・同期などへの出産祝いの渡し方

職場の人への出産祝いは、関係部署やグループでお金を出し合って渡すのが一般的なようです。 その場合の金額の相場は、部署やグループの人数にもよりますが、500円~3,000円くらいが妥当ででしょう。 出産祝いを贈る相手が男性の場合は奥さんが出産しているので直接渡せるのですが、本人が出産した場合は代表が手渡しするか郵送になります。 現金を郵送する場合は、普通郵便で送るのは絶対にやめましょう。 トラブル防止のために必ず現金書留で送るようにしてくださいね。 その際、出産祝いは現金書留の封筒に祝儀袋ごと入れます。

正しい渡し方で喜ばれる出産祝いをプレゼント

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今回は、出産祝いで気をつけたい、渡し方のマナーを特集しました。 出産祝いを贈るタイミングや訪問のマナー、祝儀袋の選び方と書き方のマナー、祝儀袋に現金を入れる時のマナー、ふくさのマナー、また相手との関係性別の気をつけることを詳しく紹介してまいりました。 何度か出産祝いを贈ったことのある方でも、いくつか知らないこともあったのではないでしょうか。 出産祝いはお祝いする気持ちがこもっていることが一番大切であることは言うまでもありません。 ですが、せっかく出産祝いを贈るのだから渡し方のマナーを守って、贈るほうもお相手も笑顔になれたほうがいいですよね。 ぜひこの記事を参考にして、役立ててくださいね。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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