入学祝いの相場はいくら?気になるマナーやプレゼントの選び方をご紹介!

入学祝いの金額の相場は、贈るお相手との関係性と、入学するのが小学校か、中学校か……などによって異なるもの。そこでこの記事では、学校ごとの入学祝いの相場と、入学祝いに最適なプレゼントをご紹介します! 入学祝いとして、お相手に喜ばれる実用的なプレゼントを贈りましょう。

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入学祝いの金額の相場は?何を贈れば喜んでもらえる?

親戚や知り合いの子どもが新しく学校へ入学するとなったときは、何かお祝いを渡したいですよね。 そこで、この記事では入学祝いの金額の相場と、おすすめのプレゼントをご紹介します! 一般的な入学祝いの予算相場に加え、基本的なマナーや絶対外さないプレゼントを知りたい! という方は必見ですよ。

入学祝いを贈るべき関係性とは?

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入学祝いは、基本的に身内だけが贈るものとされています。 そのため、自分から見て甥や姪、孫、兄弟に贈るのが一般的。 友人や同僚の子どもには、入学祝いは贈らなくても良いとされています。 ただ、親族以外でもとても深い付き合いのお相手には、入学に際してお祝いを贈りたい気持ちも出てきますよね。その場合は、入学祝いを贈ってももちろん問題ありません。 そのとき注意することとしては、お相手が負担とならない金額のものを贈るようにしましょう。

入学祝いの相場は、学校やお相手との関係性で決まる!

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入学祝いの予算の相場は、贈るお相手が入学する学校によって変わります。 小学校から大学まで、一般的な入学祝いの相場をまとめたので、これから入学祝いを贈ろうと考えている方は参考にしてみてください!

小学校入学祝いの金額の相場

小学校入学は何かと出費がかさむので、ほかの入学祝いより相場が高くなります。 贈るお相手別に、小学校へ入学するときのお祝いの予算相場は以下のようになります。 ・孫:10,000〜50,000円程度 ・甥,姪:5,000〜10,000円程度 ・兄弟:3,000円程度 ・近しい友人:10,000円程度 ・親戚:20,000円程度 この金額で贈れるプレゼントとして、人気なのは毎日使える文房具などですが、小学校入学時は現金や金券を贈るのも喜ばれます。

中学校入学祝いの金額の相場

中学入学後も、部活や塾代などで出費が増えるので、一般的に入学祝いの相場は高めです。 親族であれば【30,000円程度】、近しい友人であれば、【10,000円】程度が相場となります。 10,000円から30,000円程度の金額で贈れる入学祝いとしては、電子辞書やスマホアクセサリーなどがおすすめです。

高校入学祝いの金額の相場

高校に入学したときのお祝いは、小学校や中学校の入学時よりは金額の相場が下がってきます。 親族の場合は【10,000円前後】、そして近しい友人であれば【5,000円前後】が相場になります。 見た目や体格も大人びてくる高校生には、大人っぽいプレゼントが喜ばれます。 また、遠距離通学を始めるという高校生も多いため、パスケースなども人気の品です。

大学入学祝いの金額の相場

大学入学は、人生の節目になる大きなイベントなので、入学祝いの相場も若干高くなります。 大学入学祝いの金額は幅が広く、なかには祖父母から10万円前後のお祝いをもらうというお子さんもいます。 一般的な相場は【10,000円前後】なので、この中から新生活に役立つものを贈ると喜ばれるでしょう。

入学祝いを贈る時期は?卒業祝いと合わせるのはあり?

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入学祝いはいつ贈ればいいのか、卒業祝いと同じ時期に一緒に渡してもいいのかと気になる方も多いのでは? そこで、入学祝いを渡すタイミングや、卒業祝いと入学祝いを一緒にしてよいのかなどをご紹介します。

入学祝いを贈るタイミングは入学1〜2週間前

入学祝いを贈るタイミングとしては、入学する1〜2週間前ぐらいが理想的。 入学祝いを贈るのは、遅すぎても早すぎても失礼に当たると言われているため、この時期を目安にしましょう。

卒業祝いと合わせて良い

卒業祝いを渡す時期は、卒業してから1週間以内がよいと言われています。 そのため、卒業祝いと入学祝いをあわせて贈ってもよいのか、迷う方もいるかもしれません。 基本的には、卒業祝いよりも入学祝いを優先させるのがマナー。 しかし、卒業祝いと入学祝いを一緒にして贈っても問題ありません。 もし、卒業後は浪人などで入学の予定がない場合は、卒業祝いだけを渡しましょう。 卒業祝いと合わせるときは、「卒業祝いと入学祝いを兼ねて」という言葉を添えても問題ありませんよ。

【マナー】入学祝いの「のし(熨斗)」の掛け方

「のし」は、用途によって選び方が変わります。まずは基本的な「のし」の構成を知り、それぞれのマナーを確認していきましょう。 【「のし」の構成】 ・のし ・表書き(名目) ・名前がき(名入れ) ・水引

表書きのマナー

「表書き」とは、のし紙の中央上部に書く、贈り物の目的のこと。 入学祝いの場合の表書きには、「御入学(園)御祝」「祝御入学(園)」などの文言を使用します。 お祝い事なので、印刷・手書き問わず、文字は濃い色を使用しましょう。薄い色の文字は弔事(葬儀や法事)を連想させてしまうためNGです。

水引のマナー

「水引(みずひき)」とは、のし紙の中央上部にかけるひも飾りのこと。 水引は、贈り物のシーンによって、結び方やひもの色のルールが変わります。 入学祝いでの水引は、「紅白の蝶結び」のものを使用します。 「蝶結び」の水引は、何度でも繰り返し結び直せることから、「人生で何度起きてもおめでたいこと」の贈り物に使われます。 学ぶ場への入学は何度あっても良いことなので、繰り返し結べる「蝶結び」がふさわしいと覚えておきましょう。

贈る際に注意が必要なNGギフト

ここでは、お祝い事には不向きとされているギフトを、その理由とともにいくつかご紹介します。 NGとはいえ、お相手が欲しいと希望した場合は贈っても問題ありません。 【割れ物】 「壊れる」イメージを与えてしまうグラス・食器・鏡などの割れ物は、お祝いの品には不向きであるとされています。 しかし、近年では各ブランドやショップからもお祝い用の食器などが販売されています。お相手が特に気にされないようであれば問題ないでしょう。 【刃物】 包丁やハサミなどの刃物は、「縁が切れる」ことをイメージさせるため、お祝い事に不向きなギフトとされています。 【日本茶】 弔事での香典返しに使用されることが多いため、縁起の悪いイメージを持たれてしまいます。 【セットギフト】 食器セットなど、品物が複数入っているギフトの場合、品物の個数が4・6・9といった縁起が悪いとされる数にならないように気をつけましょう。

入学祝いで喜ばれる今どきのプレゼントとは?

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入学する学校によって、おすすめの入学祝いのギフトは変わってきます。 プレゼント選びに困っているという方に、入学する学校ごとにおすすめなプレゼントをご紹介します。

小学生への入学祝い

【小学校入学時の入学祝い】 人気のプレゼントランキングBEST5 1位:現金 2位:金券(図書券など) 3位:文房具 4位:ランドセル 5位:目覚まし時計 やっぱりもらって嬉しいのは現金! 小学校への入学時は何かとお金もかかるので、親御さんからすると大変助かるプレゼントです。 しかし、現金を贈るのはちょっと…と思う方は、商品券や金券などを贈るとよいでしょう。 小学生のお子さんへのプレゼントと親御さんへのプレゼントを分けて、文房具などと、現金か商品券を一緒にしてプレゼントするのもおすすめですよ。

中学生への入学祝い

【中学校入学時の入学祝い】 人気のプレゼントランキングBEST5 1位:文房具(ボールペンなど) 2位:商品券 3位:電子辞書 4位:財布 5位:腕時計 小学生のときとは変わって、少しだけ大人の仲間入りをする中学生。 文房具もシャーペンやボールペンなどを贈ると喜ばれます。 ただし、デザインは好みが分かれてくるため、親御さんにお子さんはどういったものが好きか確認するようにしましょう。 どうしてもお相手の好みが分からない場合は、シンプルで無難なデザインのものか商品券を贈るのがおすすめです。

高校生への入学祝い

【高校入学時の入学祝い】 人気のプレゼントランキングBEST5 1位:腕時計 2位:財布 3位:定期入れ 4位:文房具 5位:ペンケース 高校生に贈るプレゼントは、自分では買えないけどあると役立つものを贈るのがおすすめ! しかし高校生ともなってくると、自分が持つものにこだわりを持ち始める頃。どんなデザインのものを贈ったらいいか、悩んでしまう場合もありますよね。 その場合、ランキングにはありませんが、商品券を贈っても喜ばれます。

相場もおさえて、ハレの日にぴったりなプレゼントを贈ろう!

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入学祝いの金額の相場と、おすすめのプレゼントをご紹介しました。 入学は人生の節目となるハレの日なので、素敵なプレゼントと共にお祝いしましょう! 最後までお読みくださりありがとうございました。

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