昇進祝いのプレゼントは何がいい？相場やマナーもご紹介！

ビジネスにおいて必ず出てくるギフトシーンが「昇進祝い」。 お相手の方に喜ばれるものは何か、悩まれる方も多いのではないでしょうか？ せっかく贈るなら、お祝いの気持ちがしっかり伝わって喜ばれるものを贈りたいですよね。 そこでこの記事では、昇進祝いを贈る際の注意点とともに、実際に喜ばれた昇進祝いのアイテムをご紹介します。 ぜひ最後までお読みくださいね！

「昇進」に似た言葉には、「昇格」「栄転」があります。 「昇進祝い」とすべきか「栄転祝い」とすべきか、ふと迷ってしまうかもしれませんが、それぞれの言葉には違う意味があります。 ギフトを選ぶ前に「昇進」「昇格」「栄転」という3つの言葉の意味をチェックし、お相手に失礼のないようにしましょう。 ・昇進 昇進とは、社内において地位が上がることを指しています。 具体的には、「平社員から主任へ」「係長から課長へ」など、役職が上がることを昇進と言います。 ・昇格 社内での能力評価において、評価や等級、またはランクが上がることを昇格と言います。昇格は、昇進と同じタイミングで起きる場合もありますが、必ずしも昇進が伴うことはないので、ご注意ください。 ・栄転 本人の希望する部署への配属や、出世がしやすい部署への異動など、本人にとって良い状況に転向することを栄転と言います。 ただし、単純な人事異動や、希望から外れた部署への異動は栄転とは言わないので、ギフトを贈るときには注意してくださいね。

昇進祝いを贈るときに重要なのが、「贈るタイミング」と「お相手との関係性」です。 ビジネスやキャリアに関わることなので、お相手に失礼のないよう以下の点に注意して贈りましょう。

昇進祝いを贈るタイミングは、正式な昇進の発表がされた1週間以内がベストになります。遅くとも、2週間以内には贈るようにしましょう。 正式な発表がされる前に昇進祝いを贈るのはマナー違反に当たります。 また、会社内のことのため、周囲とのバランスが大切です。 一人で先走ってプレゼントを渡すのは避けましょう。 職場の慣習等があればそれに従い、タイミングをよく見計らって、ギフトを贈りましょう。

昇進祝いの予算の相場は、「3,000~3万円程度」と幅広い価格となっており、具体的にはお相手との関係性や親密度などによって金額が変わります。 関係性別の予算の相場は、以下をご参考ください。 ・職場の上司や同僚に個人として贈る場合：3,000円〜1万円程度 ・友人や知人、親戚に贈る場合：5,000円〜1万円程度 ・夫や妻、兄弟や姉妹、両親に贈る場合：1万円〜3万円程度

お祝いをする相手が目上の方の場合、贈り物の中には失礼な意味合いを持つものがあるため注意が必要です。 なかでも、以下の3つは特にタブーとされています。 「靴下・履き物」…「相手を踏みつける」という意味をもつ 「時計・万年筆」…「勤勉に励め」「もっと精進しなさい」というメッセージを意味する 「ベルト」…「気をひきしめて」というメッセージを意味する ご本人がこうしたものをプレゼントに希望している場合は良いですが、そうでなければ避けるほうが無難かもしれませんね。 また、「現金」も目上の方への昇進祝いには失礼と捉える方もいるので、ケースによって判断が必要です。

※画像は結婚祝いで掛けるのしの一例です

「のし紙」は主に「のし（熨斗）」「水引」「表書き」「名入れ」の4つの要素で構成されています。 「のし」とは、のし紙の右上にある、六角形の飾りのこと。もとはあわびを薄くのしたもので、神仏に生ものをお供えする風習に由来しています。 「①表書き（名目）」には、贈り物の目的について記載します。 「②水引（みずひき）」は、のし紙の中央のひも飾りを指します。 「③名入れ（名前書き）」は、のし紙の下段にある、送り主の署名のことを指します。 表書きや水引、名入れには、ギフトシーンによって異なるルールがあります。 昇進祝いにおけるそれぞれのルールを、下記で説明しましょう。

昇進祝いの場合、表書き（名目）には「御昇進御祝」または「祝御昇進」と記入しましょう。 慶事（お祝いごと）では、濃い色のペンで文字を書くのが正しいマナー。 手書きで書く場合は、のしや水引にかぶらないようにバランス良く書きましょう。

水引を選ぶときには、「結び方」「ひもの色」「ひもの本数」の3つの要素に注意が必要です。 ①結び方 昇進祝いの場合、水引の結び方は、「蝶結び（花結び）」が適しています。 ②ひもの色 ひもの色は「紅白」が適しています。紅白のひもの色は、慶事全般に使用される色になっています。 ③ひもの本数 ひもの本数を選ぶときは、偶数は「割り切れ」て縁起が悪いので避けましょう。 水引のひもの本数は、奇数である「3本・5本・7本」のいずれかを選びましょう。 9も奇数ですが「苦」を連想させるため、避けましょう。

名入れ（送り主の名前）の書き方は、送り主の人数などによってルールが異なります。 送り主が夫婦の場合、夫の名前を中央にフルネームで書き、その左側に妻の名前（苗字なし）で書きます。 送り主が3人の場合、そのなかで格上、年長の方の氏名を中央に書き、他の方の氏名を左に続けて書きます。 4人以上の連名で贈る場合、のし紙に全員の名前は書きません。代表者の氏名を中央に書き、その左側に「外一同」と書きます。または、中央に「〇〇部一同」などと書きましょう。全員の氏名は奉書紙（和紙）などに記入し、品物に同梱するのが一般的です。 基本的に名入れは、名目より少し小さく、中央寄せで書くようにしましょう。

仕事を頑張る夫には、毎日のスーツをランクアップさせてくれるスペシャルなビジネスアイテムがおすすめ。 愛する妻からのプレゼントとなれば、毎朝の着替えも楽しくなりそうですね。 仕事中や外出先でも、奥様の温かな想いや愛を感じてもらえるはずです。

ドイツのブランド「Zeitholz（ザイソルズ）」の木製腕時計は、いつものスーツにおしゃれなアクセントをプラスしてくれる逸品。自然の温もりを感じるナチュラルな天然素材ですが、防水にも対応しており、日常的に気兼ねなく使えるのがうれしいですね。 おしゃれでちょっと珍しい木製腕時計は、腕時計にこだわりのあるご主人にも喜んでもらえることでしょう。

愛する奥様へのプレゼントには、疲れをほぐす癒しのアイテムや、魅力を引き出すジュエリーを贈るのも素敵。 お祝いと一緒に、いつもは伝えづらい感謝の気持ちや愛も伝えてみてはいかがでしょうか？

東京・神奈川を中心とした個室スパやエステを体験できるカタログギフトは、毎日をがんばる奥様に贈りたい逸品。プロによる極上のマッサージは、心身ともに癒しを届けてくれるはずです。 東京・神奈川方面への旅行やお出かけを企画して、サプライズプレゼントするのも素敵なアイディアですね。

30代といえば、会社を支える大きな役割を担う世代。昇進祝いを機に、重役を任されるようになることもあります。 そんな男性には、「これからももっと成長していけますように」という願いを込めたスペシャルなプレゼントがぴったりです。

お祝いシーンの定番アイテム・シャンパンは昇進祝いにも欠かせません。ラベル部分のデザインやメッセージを選ぶことができるので、心をこめたオリジナルの1本を作ることができます。 大切な人のさらなる成長と活躍を願って、一緒に乾杯をしてみてはいかがでしょうか？

40代の男性は、持っているアイテムや趣味にもこだわりのある方が多くなります。 お相手の好みをリサーチして、大人の男性にも似合う落ち着いたシックな雰囲気のグッズをプレゼントしましょう。

「上層部」と言われる方も多い50代男性には、大人の余裕を感じる上質なプレゼントを贈ってみてはいかがでしょうか？ 日頃のお礼や「毎日お疲れ様」という気持ちも込めて、お家でゆっくりと楽しめるアイテムがおすすめです。

味と香りにこだわったアロマビール「馨和 KAGUA」と「FAR YEAST」のセット。スーパーやコンビニで買ういつものビールとは一味違います。 芳醇なホップやスパイス、フルーツの香りと味わいは、仕事終わりの一杯にこれまでにない美味しさと感動を届けてくれることでしょう。ビール好きな方にはたまらない、おしゃれで美味しい贅沢なギフトですね。

仕事や家事に追われる女性は、自分の体をいたわる時間がとれず疲れを溜め込んでしまいがち。そんな女性への昇進祝いには、大切な体をもっと気遣ってもらえるようにボディケアグッズを贈ってみてはいかがでしょうか？ お祝いの気持ちとともに、優しい心遣いを感じてもらえることでしょう。

お花のプレゼントは昇進祝いの定番。 実際に昇進祝いとして贈って「お相手の方に喜ばれた」という品をご紹介します！

スタイリッシュなガラス瓶の中に本物のお花を入れた、手作りの「フラワリウム」です。色や形に個性のあるお花だからこそ、どれも世界に一つだけの作品。 ハーバリウムの先駆けとも言われる「フラワリウム」は、美しいお花を長く楽しんでいただけます。

昇進祝いのプレゼントに大人気なのが「お酒」のプレゼントです。贈るお相手の好みのお酒をリサーチすれば、より喜んでもらえることでしょう。 ここからは、昇進祝いとして実際に喜ばれたお酒のプレゼントをご紹介します。

愛知県半田市の盛田金しゃち酒造による、人気の銘柄「金鯱」。上品な吟醸の香りと、柔らかくまろやかなお米の旨味が引き立つ日本酒です。 ボトルに名前やメッセージを入れることもできるので、特別感がある一品になりますね。金色のモチーフに「寿」の文字も入っており、お祝いの気持ちがしっかりと伝わるプレゼントです。

とうもろこしから作られるウイスキー「バーボン」。世界第2位の販売量を誇るアメリカのヘヴン・ヒル社の「スモールバッチ」は、ウイスキーマガジン誌でもバーボン部門第1位に輝いたこともある逸品です。 お酒好きも唸る、確かな味わいを楽しんでいただきましょう！

北海道美瑛産のしゃがいもを使用した、豊かな風味と味わいが特徴の焼酎です。芋焼酎ほど癖がなく、米焼酎や麦焼酎ほどアルコールっぽさもないので、とても飲みやすい焼酎です。 ボトルにお名前やメッセージも入れることができ、焼酎好きな方への昇進祝いにとても喜ばれています。

お祝いアイテムの定番である「ケーキ」は、昇進祝いのプレゼントとしても大人気。 1人サイズの高級ケーキを贈るのも素敵ですが、ホールケーキでみんなでお祝いしながらシェアするのもおすすめです！

バラのデコレーションがとっても華やかな、お祝いにぴったりのケーキ。ケーキのベースは、チョコレート、チーズ、いちごやブルーベリーなどお好きな味からお選びいただけます。 白砂糖、乳製品、卵は不使用。グルテンフリーで植物性原料にこだわったケーキなので、アレルギーのある方や健康志向の方にもおすすめですよ。

老舗のフルーツ店「銀座千疋屋」のオリジナルタルトケーキ。サクッとしたタルト生地と、アーモンドプードルで焼き上げた生地に、カスタード風クリームと色とりどりのフルーツをトッピングした豪華なケーキです。 新鮮なフルーツをたっぷり楽しめる伝統のケーキで、ぜひお祝いを盛り上げてくださいね。

昇進するほどに使う機会が増える名刺は、ビジネスにおいて重要なアイテム。 そんな名刺をスマートに管理できる名刺入れは、ビジネスマンにとっての必需品です。 これからの成長や成功を願って、昇進祝いにおしゃれな名刺入れを贈るのもおすすめですよ。

素敵な時間を過ごすことができる「体験カタログギフト」は、昇進祝いとしても人気のアイテム。 お休みの合間に手ぶらで楽しめるものも満載なので、いつも忙しい方にもおすすめですよ。

人気のカフェでランチやデザートを楽しめるカフェチケットです。気軽に出かけられるカフェだから、贈られた側もお好きなときに気兼ねなく使えるのが嬉しいですね。コーヒーや紅茶が好きな方、カフェめぐりが好きな方にもおすすめです。

メイクアップやスパ、陶芸やヨガに乗馬体験など、気分転換にぴったりのさまざまな癒し体験が収録されたギフトカタログです。リラックスできる時間をがなかなか作れないという方にこそ、ゆったりとした癒しのひとときを過ごしていただきましょう。

ボールペンなどの筆記用具は、ビジネスには必須のアイテム。 昇進祝いに贈るなら、ビジネスシーンにもぴったりな、上質で高級感のあるものがおすすめです。 実際に、昇進祝いのプレゼントに喜ばれた筆記用具のギフトを見てみましょう！

仕事中にもプライベートでも毎日使える「コップ」も、昇進祝いのプレゼントにぴったりの品。お相手の方のお好きな飲み物にあったものをセレクトすれば、間違いないですね！ お相手はどんなドリンクが好きなのか、事前にリサーチしておくとより良い品を選べるでしょう。

上品で高級感のあるワイングラスのギフト。側面にはお名前を、底面にはメッセージを彫刻することができます。 シンプルなデザインは目立ちすぎることもなく、どんなテーブルウェアともフィットします。ワイン好きな方にぜひ贈りたい一品です。

昇進祝いを贈るときは、ギフトと一緒にメッセージを贈って、お相手へお祝いの気持ちを届けたいですよね。 ここからは、昇進祝いのメッセージの例文を、お相手との関係性別にご紹介していきます。 素敵なお祝いになるように、気持ちのこもったメッセージを贈りましょう。

メッセージの構成は主に、「冒頭のあいさつとお祝いの言葉」「お相手との仕事内容や経験談について」「最後のあいさつ」の3つで作成することがおすすめです。 ・冒頭のあいさつとお祝いの言葉 「〇〇主任、この度は部長へのご昇進おめでとうございます。」といったように、冒頭であいさつ、お祝いの言葉を伝えましょう。 ・お相手との仕事内容や経験談について 冒頭のあいさつの後には、これまでの仕事内容や経験を振り返り、お相手に助けていただいたことへの感謝や、苦労したことなどの思い出話を書きましょう。 ・最後のあいさつ 最後のあいさつでは、「〇〇主任のますますのご活躍をお祈り致します」など、今後の活躍を願うメッセージを入れて締めくくりましょう。

例文： ○○さん、お疲れ様です。〇〇です。 このたびは、ご昇進おめでとうございます。 入社以来、共に研鑽（けんさん）してきた◯◯さんのご昇進とあって、同期として大変うれしく感じています。 これからお仕事も大変忙しくなるかと思いますが、お体にはお気をつけてお元気でお過ごしください。 この度は本当におめでとうございます。

例文： ○○主任 お疲れ様です。○○です。 この度は、○○（役職）へご昇進とのこと、誠におめでとうございます。 入社した頃より、◯◯主任から多くのことを学ばせていただき、さまざまな経験をさせて頂きました。 言葉では言い尽くせないほど大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。 〇〇主任の仕事の取り組み方や、一人一人と誠実に向き合い壁を乗り越えて行く姿、いつも尊敬しております。 これからもご指導いただけますと嬉しいです。 主任の益々のご活躍とご栄進をお祈りしています。

例文： 拝啓　○○の候、○○様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。また、平素は当社に格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございます。 さて、このたびは○○（役職）にご昇進されましたとの由、誠におめでたく、お祝い申し上げます。〇〇様の仕事に対する姿勢や取り組みを拝見し敬服しておりましたため、私も自分のことのように大変嬉しく思っております。 今後はさらに激務となりましょうが、どうかご健康だけには留意され、ますますご活躍されますことをお祈り申し上げます。 略式ながら、書中にてお祝いを申し上げます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具 　

実際に喜ばれた昇進祝いのプレゼントを多数ご紹介しましたが、お相手の方にぴったりなアイテムは見つかりましたか？ ぜひ「本当に喜ばれた昇進祝い」を参考に、素敵なプレゼントを選んでください。 昇進祝いを贈る際には、タイミングやお相手との関係性に注意しながら、どんな気持ちを伝えたいのかを考えてみましょう。 「心からお祝いをしたい」「体を休めてほしい」「もっともっと成長してほしい」など、唯一無二の温かな思いを込めたプレゼントは、きっとどんなアイテムでも喜んでいただけるはずです。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。