2024年の母の日はいつ？由来や贈る花の意味について簡単に解説

母の日はいつか、しっかり把握していますか？ 毎年同じ日と勘違いしている人もいるのではないでしょうか。 母の日は、毎年5月の第２日曜日です。 毎年ゴールデンウィークが終わってから、母の日のギフトを悩み出す人も多いかもしれませんね。 2022年の母の日は5月8日（日）です。 忘れずに、お母さんに感謝の気持ちを伝えましょう。 ここで気になるのが、母の日の由来。 なぜ、母の日があるのか、なぜ始まったのかなどをご紹介します。

母の日が始まった由来は諸説あります。 もっとも有名な由来が、アメリカから伝わったという説。 今から100年ほど前、敵や味方関係なく兵士の看病をしていた母親が亡くなったことで、娘が追悼するため「母の日」を作る運動をしました。 その結果、1915年に5月の第二日曜日、当時の大統領によって「母の日」が制定されました。 たった一人の少女の行動でできた母の日。 アメリカでは母の日が国民の祝日となっています。 なぜ、母の日にカーネーションを贈るようになったかというと、この娘が、亡き母親の好きだった白いカーネーションを追悼式の祭壇に飾ったことが由来。 そして、ここから白いカーネーションは亡くなった母親に、赤いカーネーションは健在な母親に贈る習慣となりました。 だから、元気なお母さんに白いカーネーションを贈るのはいけないと言われているのです。

日本のように赤いカーネーションを5月の第2日曜日に贈る習慣はなくても、世界中に母の日はあります。 イギリス：教会でお花を受け取りお母さんにプレゼントする （イースターサンデー3週間前） オーストラリア：菊を贈るのが定番 （5月の第2日曜日） フランス：カーネーションなど定番の贈り物をする （5月の最後の日曜日） 韓国：日本のようにカーネーションを贈る （母の日というのはなく、両親の日が5月8日にある） トルコ：すべての女性に「お母さんありがとう」と伝える （5月の第2日曜日） 国によって、時期や贈るもの、風習や由来は様々。 しかし、どこの国でもお母さんへの感謝を伝える風習はあるようですね。

母の日が近づくと、子供がお母さんへのプレゼントを作ることも多いですよね。 そんなとき、「母の日って何？」「なんで感謝する日があるの？」なんて疑問を持った子供に、どう教えてあげればいいか困ってしまう人もいるのでは？ 子供に、難しい由来の話をしても理解はしづらいです。 そうではなく、もっとわかりやすく簡単に教えてあげるのがポイント！ ＜例＞ ・1年分のありがとうを、いっぱい伝えてあげる日だよ ・ママはいつも遊んでくれたり、美味しいご飯を作ってくれたりするよね？いつも「ありがとう」って言えているかな？いつも伝え忘れちゃっている「ありがとう」を、ちゃんと声に出して伝える大切な日なんだよ。 と伝えてあげましょう。 また、「ありがとう」を聞いたママは、「元気になるよ」「もっと優しいママになるよ」「もっと美味しいご飯を作ってくれるよ」なんて言葉を、最後添えるのもいいかもしれませんね。 子供もたくさんの「ありがとう」をママに伝えられるはずです！

母の日にカーネーションを贈る由来もなんとなく分かっていただけたかと思いますが、母の日に贈るお花は花言葉も意識されて選ばれています。 皆さんは、花言葉を知ってプレゼントしていましたか？ ここでは、母の日に贈るお花の花言葉をご紹介します。

カーネーションの花言葉は、母の日にぴったりな言葉ってご存知でしたか？ カーネーションの花言葉は「母への愛」。 白のカーネーションは亡き母へ贈るお花なので、白色以外を贈るようにしましょう。 赤色は「愛」、ピンクは「感謝」の花言葉の意味もあるので、赤やピンクを混ぜて贈るのもおすすめですよ。

ダリアの花言葉は、「感謝」「豊かな愛情」など。 母の日にぴったりなお花なんです！ ただ、なかなか母の日で贈れないのは咲くタイミング。 ダリアの開花時期は母の日が終わった6月頃なんです。 しかし、最近ではプリザーブドフラワーなどもあるので、ダリアを選ぶ人も増えています。

チューリップも母の日の贈り物にはぴったりなお花。 花言葉は「優しさ」や「思いやり」など。 チューリップは春のお花でもあり、愛情を伝える親しみ深いお花。 母の日に贈りたいお花の1つです。

ちなみに、父の日の由来はご存知ですか？ 母の日の由来を知ったからには、父の日の由来も知っておきたいですよね。 父の日は毎年6月の第3日曜日。 父の日もアメリカで発祥したと言われています。 ある娘が、南北戦争から戻ってきた軍人の父親が、男手一つで6人の子供を育てました。 その6人兄弟の末っ子の娘が、父に感謝する日を作って欲しいと牧師に嘆願。 そうして、1910年に父の日が誕生しました。 しかし、実は父の日が一般的に浸透するまで6年もの歳月がかかったそう。 そして、徐々に浸透していき、1972年に父の日が制定されました。

さて、母の日の由来が分かったところで、最後に母の日に贈りたいおすすめギフトをご紹介します。 今年の母の日のギフトをまだ用意していない人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

母の日の由来などをご紹介してきましたが、いかがでしたか？ 一人の少女が母への感謝の気持ちを伝えたいという強い思いからできた日。 この由来を知ったら、よりお母さんへ感謝の気持ちをしっかり伝えたくなりますよね。 なかなか伝えられない感謝の気持ちを、母の日にはしっかり言葉にして伝えてみてはいかがでしょう。 最後までお読みくださり、ありがとうございました。