現代は十年ひと昔どころか一年ひと昔の時代といっても過言ではないほど、時の移り替わりが早くなりました。それと同時に「だし」も簡単に手早くひける便利なものが多く普及しました。その便利さにたすけられる方も数多くいらっしゃることと思いますが、私は少しそこに伝統食品として継承していくうえでの危うさを感じています。上品で優しくて癒されるお味。食卓が笑顔で満たされるようなそんな「だし」を求めて、天然素材を使用し化学調味料や添加物を一切使わないことで素材のもつ本来の味を忠実に誠実に作り上げました。みずのと「だし」で心身ともにやすらいでいただけましたら何より幸いでございます。
