【お礼のマナー】お返しをする際に守りたいマナーを徹底解説！お礼にぴったりのプレゼント紹介も！

誕生日や結婚祝いなど贈り物をもらうシーンは多くあります。そんなとき「お返しをするべきか」「お返しをする場合何を贈るのが良いのか」と悩む方は多いでしょう。 こちらの記事では、そんなお返しの贈り物に悩む方に役立つ情報をご紹介しています。結婚祝いや出産祝い、新築祝いなどのお礼の仕方や、お礼状のマナー、おすすめのお礼ギフトを多数ご紹介します！ マナーを守った素敵な贈り物で、細やかな気遣いができる「愛され上手さん」になりましょう。

お祝い事で贈り物をいただいたときのお返しは、一般的に「内祝い」と言います。内祝いは、必ず必要なものではなく、シーンに合った対応が必要です。お礼が必要なシーンと不要なシーンをそれぞれご紹介しますので参考にしてください。

下記の場合は、基本的に内祝いが必要です。 【結婚祝い】 　結婚式に招待していない人からお祝いをいただいたときにはお礼が必要です。ただし、結婚式に出席いただいた方に関しては、引き出物でお返ししているため不要です。1カ月以内にお返しするのが理想です。 【出産祝い】 　1カ月以内にお返しするのが理想です。 【病気見舞い】 　退院後1～2週間以内か、全快してから「快気祝」としてお返しをしましょう。まだ療養が必要な場合は「御礼」などでお返しをします。 【香典】 　　忌明け後（四十九日）、1カ月以内にお返しするのが理想です。宗教によって忌明けの時期は異なるので気をつけましょう。

下記の場合、基本的にお礼は不要です。 【初節句・七五三・入学式・卒業式・成人式】 この場合は基本的に内祝いは不要です。お礼をしたい場合は、子どもの名前で贈りましょう。 【長寿祝い】 基本的にはお礼は不要ですが、記念品などをお返しとする場合もあります。 【新築・引っ越し祝い】 基本的にお返しは不要ですが、新居に招いていない方からいただいた場合は　1カ月以内にお返しするのが理想です。

お礼には、それぞれのシーンにふさわしい贈り方のマナーがあります。 ここでは『贈る時期』『金額の目安』『熨斗の表書きと水引』『おすすめギフト』の4つのポイントをシーン別に解説していきます。

【贈る時期】 　結婚祝いをいただいてから1カ月以内に贈るのが理想 【金額の目安】 　いただいた物・金額の半分～3分の1 　※相手との関係性により前後 【のしの表書きと水引】 水引：結び切りもしくは10本のあわじ結び 表書き：「寿」「結婚内祝」「内祝」 【おすすめギフト】 スイーツ・グルメなど

【贈る時期】 生後2カ月以内 【金額の目安】 いただいた物・金額の半分～3分の1 【のしの表書きと水引】 水引：蝶結びの5～7本 表書き：「出産内祝」「内祝」「寿」 【おすすめギフト】 スイーツ・フラワーギフト

【贈る時期】 引っ越し後1～2カ月以内が理想 お返しの前にお礼の電話・お礼状を先に送るのがポイント 【金額の目安】 いただいた物・金額の半分～3分の1 【のしの表書きと水引】 水引：紅白または白銀の蝶結び 表書き：「新築内祝」「内祝」 【おすすめギフト】 入浴剤・カタログギフト 新築祝いのお返しは、新居に招いた方にお土産としてお渡しをするのが基本です。お披露目を欠席した方などには内祝いとして後日贈りましょう。

感謝の気持ちを形にするのはプレゼントだけではありません。より気持ちを伝えるためにお礼状を書いてみてはいかがでしょうか。 ここからはお礼状のマナーや書き方をご紹介していきます。

ここでは、送り状やお礼状の文章構成をご紹介します。 特に、会社の上司や年上の親戚など、目上の方にギフトを贈るときはフォーマルな構成のお手紙を添えるのがおすすめ。文の言い回しをやわらかくすれば、親しい方へのお手紙に応用することもできますよ。 送り状もお礼状も、基本はこのような構成で書くとよいでしょう。 【送り状・お礼状の構成】 ①頭語 「拝啓」「謹啓」など、⑥の結語とセットで使います。 ②時候のあいさつ 季節に合わせたあいさつの文を添えましょう。 例）・初秋の候　○○様におかれましてはご清祥のこととお喜び申し上げます 　　・秋日和が続くこの頃　皆様はいかがお過ごしでしょうか　など ③前文 お相手へのお祝いの言葉や、贈り物などを頂いたことへのお礼を伝えます。 例）・このたびは　ご結婚誠におめでとうございます 　　・このたびは素敵なお祝いをいただき　ありがとうございました　など ④本文 贈り物を送った旨を伝えます。 例）・お祝いの品をお送りしましたので　お気に召していただければ幸いです 　　・ささやかながら　お礼のしるしをお贈りさせていただきます　など ⑤末文 お相手を気づかう文や、直接渡せないことへのお詫びなどを入れます。 例）・時節柄くれぐれもご自愛ください 　　・まずは略儀ながら　ご結婚のお祝いを申し上げます 　　・またお会いできる日を心待ちにしております　など ⑥結語 「敬具」「謹白」など、①の頭語とセットになる文言を入れます。 最後に、手紙を書いた年月日と、贈り主の住所・氏名を記せば完成です。

送り状やお礼状を書くときには、気をつけたいルールがいくつかあります。 ●忌み言葉・重ね言葉に注意する 「切れる」「消える」「終わる」「なくなる」といった言葉は「忌み言葉」と呼ばれ、縁起が悪い言葉とされているため、メッセージには使わないよう気をつけましょう。 また、「ますます」「返す返す」「たびたび」「重ね重ね」といった「重ね言葉」も、何度も繰り返したくない結婚祝いや弔事などではタブーとされています。 ●句読点は使用しない 句読点（、や。）は「区切り」や「終わり」を意味することから、おめでたいことの終わりを示唆するとされ、特にお祝い事の文章では使用を避けるというルールがあります。 お悔み事の文章においても、「儀式が滞りなく行われるように」という意味を込めて、句読点を避けるとよいとされています。 句読点の代わりに、空白や改行を用いてメッセージを書くようにしましょう。 ●インクの濃さに気をつける お祝い事では、黒や濃いブルーなど濃い色のインクでメッセージを書きましょう。逆に、葬儀や法事などのお悔み事では、薄墨を使って文章を書くのが正しいマナーです。

ここからは、お礼におすすめのギフトをご紹介していきます。 まずはタンプおすすめのオリジナルプチギフト。ささやかなお礼にぴったりのプチギフトは、気軽に贈れるのがポイントです。

誰もが喜ぶお返しの定番といえば甘いスイーツ。 味はもちろん見た目も華やかでお返しにぴったりのスイーツを4つご紹介します。どれも人気でおすすめのスイーツです。

見る人の心を豊かにしてくれるフラワーギフト。お祝いごとにぴったりのギフトの一つです。生花の花束だけでなく、長く美しさを楽しめるフラワーギフトもお返しギフトにおすすめです。

日々の疲れを癒したいときに多くの人が思い浮かべるのがバスタイムです。そんなリラックスタイムをより良いものにするための入浴剤は、ギフトにおすすめ。年齢性別問わず贈れ、消耗品なので気軽に贈れます。

何をお返ししたら良いか決められない！　という方には、カタログギフトがおすすめです。相手が選んだプレゼント嬉しいものですが、本当に欲しいものを選べるカタログギフトも人気です。